アメリカの大学を卒業するには必要な単位を満たせば卒業できます。それゆえ、4年と言わず3年で卒業することも実質可能です。しかし、英語力や課題量の面から留学生が3年で卒業することは難しいでしょう。アメリカの大学は卒業が難しいと言われる所以は上記のことからきております。
入学の時期は学校によって違いますが、年に数回あります。主流は新学期が始まる8月か9月入学が多いです。
卒業時期は卒業に必要な単位数を満たしていれば出来ます。卒業式が実施されるのは、5月または6月です。
州立(公立)と私立に分かれます。州立大学は私立よりも学費面で安くなるところもありますが、同額の大学も存在します。また、州立大学は州内出身者を優先的に入学させる傾向もあるため、留学生の入学は難しくなる可能性もございます。私立大学は学費は高めになる傾向があるものの、世界的に有名な大学が多いのも特徴です。研究費などに費やせる基金がたくさん集まるため、各分野の最先端に触れられるのも良い点です。
アメリカの授業は日本とは異なる点が多いです。まず、授業に向かう姿勢が違うことが一点。積極的に挙手し、質問や議論をすることが多いのでアクティブなクラスという印象を受ける日本人学生も多いです。また、自由を尊重しているアメリカならではですが、授業中の飲食は基本大丈夫だったり、講義中に抜けてお手洗いに行くこともできます。
アメリカの大学は卒業が難しいと言われている所以は、その課題の量にあります。大きいプロジェクトはもちろんのこと、週次で出る課題もあり次の授業の予習をしなければ授業についていけないなど、自律学習できている必要がございます。また、グループでのアサイメントなどもありますので、協調性が必要であったり、時には自らグループメンバーに声がけする能動性も必要です。
アメリカ社会に、年功序列は存在しません。そのため、教授と生徒の距離は近く、教授が忙しくない限り、相談に乗ってくれることが多いです。課題や授業内容、成績に関して親身になって話してくれます。また、コミュニティカレッジの場合、4年制大学に編入する際に教授からの推薦状が必要になるので、コネクションを作っておくこともより良い推薦状を書いてもらえるために必要です。
通学方法も住むところによって異なります。学校寮であれば徒歩やキャンパス内専用バスでの移動、学校寮以外ですと自転車、バス、自動車での通学方法があります。学校によっては、バスを無料で使用できるシステムもあります。
多様性が進んでいるアメリカならではと言えますが、文化部、運動部そしてサークルが存在します。体育会系のクラブもありますが、アメリカでは学校の成績が一定の基準以上に満たしていない場合、停学や退学などの可能性もあるので参加する場合には十分に考慮してから入る必要があります。
シェアハウスや学校の寮が一般的でしょう。学校の寮はもちろん学生のみ住んでいることになりますが、シェアハウスの場合現地の一般人と住むことや学生同士で探して住むなど珍しくはないです。