日本の教育を飛び出し、アメリカのアカデミアに対応する力を身につける重要な時期だからこそ、「学習法」に焦点を当てた授業を多く取り入れています。
デルクイでは、英語や教養科目そのものを扱う「講義」の時間、学習したものを内在化、統合させるための「演習授業」の時間、そして学び方そのものを学ぶ「HR」の時間に分かれています。アメリカでは科目自体を学ぶ授業を受けることができますが成績のとり方を教えてくれる授業を受けることはできません。どの大学に行っても対応できる能力を養うために、様々な本も参考にしながら、多角的にものごとを捉えられるようになるための授業が行われています。
デルクイでは「HR」の取り組みの一環としてEnglishLogとタイムラインノートに学習の記録を記入をしてもらっています。毎日の学習内容や、学習を何時から何時まで行ったか、その感触を書き、毎日講師へ共有します。講師が毎日提出された記録へ目を通すことでアドバイスやサポート、カリキュラム調整をその日毎に行うことが可能になります。学習の記録は、講師と生徒間の良い循環を生み出すことにとどまらず、生徒自身が自らの学習を試行錯誤ためのツールとして役に立っています。第2言語学上では、適切な学習記録を取ると取らないでは成績に雲泥の差がでるとされ、最も効果をもたらす6つの戦略の1つ(メタ認知方略)に指定されています。デルクイを卒業しても強く生き抜いていけるような能力を伸ばしてもらうのが目的です。
日々の学習が身についているかどうか、小さな単語テストから、音読テスト、大きな読解テストまで様々なチェックテストを用意しています。
本番試験を受験した後も試験中の取り組みを分析シートに書き込み、 テストの分析と日々の学習状況、そして実際獲得したスコアを照らし合わせ目標に届くようアドバイスをしていきます。卒業生徒の受験データが蓄積されているため、多角的な戦略を立てることが可能です。