今井 裕治
Yuji Imai
入塾前の英語力を教えてください。
高校では国語、数学、理科、社会などの教科がありますが、その中で一番ひどかったのが英語で、そんなに好きな科目ではありませんでした。面白いと感じることもありましたが、成績が取れないのでつまらなく感じていましたね。文法問題も嫌いでしたし、長文も読めず、面白くないなという感じでした。そうじゃなくて英語をメインにして英語を学ぶために野球を使って留学しよう!と決めました。
デルクイで印象に残っているエピソードはありますか?
授業が16時までだったんですけど、Duolingoやエッセイ、プレゼンに追われていた時は、その時間内では終わらないことが多かったです。家に帰っても自分では勉強をやらないので、デルクイで夜の21時や22時まで残って一生懸命やることが多かったんです。
その時に他のデルクイの仲間が一緒に頑張っている姿が印象的でした。休憩中にトランプをしたり、座談会のようにおしゃべりすることもありました。仲間と散歩をして東京ドームまで行ったこともあります。そういったエピソードが一番思い出に残っています。
デルクイの特徴やデルクイで学べたことは?
一番のユニークポイントは、英語だけでなく、さまざまな要素を学べることかなと思います。英語力だけを伸ばすのではなく、留学を考える人々にとって重要なアメリカのトピックや文化、社会問題などに触れる機会を提供してくれました。
自分も最初は自分の英語力だけで大丈夫だろうと思っていましたが、実際にはアメリカの大学にいくのだからアメリカの文化や社会に関する知識がないと、留学生活は難しいだろうと感じました。デルクイでは、これらの内容を教えてくれるので、今後の留学生活において大きな差を生むことができます。これがデルクイの最大の魅力であり、自分もデルクイに来て本当に良かったと感じています。
アメリカでの授業はまだ受けていませんが、スピーチやディスカッションの授業があると聞いています。そう考えるとデルクイでの時間は非常に有益な学びの機会だと思います。一人で勉強することも重要ですが、クラスメイトとの対話や議論を通じて柔軟で流暢なコミュニケーション能力を身につけることもとても重要です。これができるのもデルクイの大きな強みだと思います。
デルクイではどうやって勉強をしていましたか?
しっかりと日々のアサインメントをすることを心がけていました。最初はアサインメントをやることに集中し、慣れてきたら自分のプラスαとして、さらに頑張る部分を見つけるようにしていました。また、アサインメントの中で、自分の時間配分を考えることも意識しました。どの部分に時間を充てるべきか、自分の能力や理解度に応じて適切にアサインメントに取り組んでいました。それによって勉強スタイルを変更したり、調整したりすることもありました。
あとは、どんな時でも、自分の脳内でイメージすることを意識していました。例えば、文章を読む時は頭の中でイメージを鮮明に描きながら読んだり、リスニングの際もイメージを作って聴いたり...。また、ライティングやスピーキングでも、自分の頭の中で順序立てて考える訓練を行っていました。この訓練を行うようになってからスキルが上がってきたなと感じています。
1日の勉強スケジュールは?
デルクイが始まった10月から1月までは、まだ学校があったので、6時に起きて7時に家を出て、8時前に学校に着き、お昼までの4時間ぶっ通しで授業を受け、昼食を取って5,6時間目を受けて、学校を出るまでの15時から17時までの2時間は学校のカフェテリアで一人でアサインメントをこなしていました。音読やリーディングを声に出して行ったりしていました。その後、デルクイに行って18時から22時まで授業を受け、帰宅してから食事をとり、お風呂に入って12時半から1時に寝るというサイクルでした。
学校が自由登校になった2月以降は、10時から授業が始まるため、大体8時に起きて、30分で支度して8時半に家を出て、9時半過ぎに東大前駅に着いて、デルクイに入って10時から16時まで授業を受けました。その後、21時までデルクイで自習をして、帰宅して食事を取り、その後3時間ほどジムで筋トレをし、1時や2時に風呂に入って寝るというサイクルでした。
どれくらい英語力が上がりましたか?また、何が要因だと思いますか?
最初のテストではライティングを3行程度しか書けなかったのに、気がついたら8行書けるようになったり、3分間話し続けられなかったのに、今では全然問題ありません。
成長の要因としては、学習時間の長さがあると思います。学校のカリキュラムでは英語に触れる時間はかなり限られていますが、デルクイでは授業だけでなくアサインメントでもかなり時間を割きます。週に5日間の授業と課題、授業が休みだった木曜日と金曜日もアサインメントで英語に触れる機会があります。膨大な時間を英語に触れることができたのが要因の一つです。
またデルクイでは4つの技能すべてをしっかりと伸ばしてくれるので、これも大きな要因だと思います。例えば、スピーキングの練習はリスニングやライティングにもつながりますし、リーディングの内容もスピーキングやライティング、リスニングに関連しています。そのため、全ての技能をバランスよく伸ばすことを意識したのがよかったと思います。
裕治さんはベストエッセイ賞を受賞しましたが、エッセイを書くにあたって心がけたことを教えてください。
まず、ユニークなポイントを作ること、自分にしか表現できないことを重視しました。自分にしかフォーカスできない内容や、自分ならではの話の流れ、自分にしか書けないイントロダクションの組み方を意識して取り組みました。そのためには、まず自分の頭の中で考えていることをすべて洗い出し、それを整理して紙に書き出しました。そして、その内容をどのように順番を組み立てれば読みやすく、かつインパクトのある文章になるかを考え、まず日本語でアウトラインを作りました。
その後、資料を10個ほど調べ、ようやく執筆に取りかかりました。執筆中は、単語のニュアンスにズレがないか、自分の知識の中で最適な表現を使っているかを確認し、わからないときは先生にも相談しました。構成や流れについても、一つ一つ確認しながら進めました。地道な作業を積み重ね、細かく確認をしながら執筆していったからこそ良い成果につながったのだと思います。
デルクイで学習してきた感想を教えてください。
楽しかったです(笑)辛い時期もあったんですけど、楽しくもあるって感じです。
デルクイで成長できたところは?
デルクイで成長できたところは2つあります。まず一つ目は視野の広さです。先ほども述べましたが、自分の教養が大幅に増えたことで、視点が一つではないことを強く感じました。一つの視点にとらわれず、多角的な視点から物事を捉えることが重要だということを理解しました。また、世界の様々なカルチャーを学ぶ中で、自分の大切な価値観や理想像が明確になりましたし、自己成長につながる方向性が見えてきたと感じます。その結果、自分の人間性も成長したのではないかと思います。
デルクイ講師の魅力は?
デルクイの講師陣の魅力は、まずとてもフランクで距離が近いところです。これが学習をしていく上でとてもやりやすかったと感じています。
もう一つは、親身になって相談に乗ってくれるところです。講師の皆さんが個々の生徒にフォーカスしてくれるので、自分のことを真剣に気にかけてくれていると感じます。デルクイの利益のためではなく、生徒一人ひとりのために指導してくれているのが伝わってきました。これが一番の魅力だと思います。
デルクイをどんな人に紹介したいですか?
覚悟を持って留学に行こうって決めている人、海外の大学でちゃんと成績を残したいって思っている人に勧めたいと思ってます。
未来のデルクイ生に向けてメッセージ
海外進学って多分自分が思っているよりも甘いものじゃないし、いろんな人から支えてもらって、その夢と結果、海外留学というのが実現することだと思うので、そこは責任を持って1日1日を過ごさないといけないと思います。その1日1日をどう責任を持って過ごすかというのは、何事も全力でやることだと思うんです。
デルクイも遊びも他のコミュニティーと関わることも全部全力でやることっていうのが責任を果たすことだと僕は考えるので、何事も全力で楽しんで充実した日々をデルクイと共に送ってください!