江田 修
Shu Eda
僕の退屈だった毎日に変化をもたらしてくれたのが、デルクイでした。
みんなよりも一つ年上で、正直、最初はとても不安でした。勉強とは無縁だった自分が、一つ年下の子たちとうまくやっていけるのか――そんな心配ばかりしていました。ですが、いざ学び始めてみると、年齢なんて関係ないということに気づかされました。
学力的には一番下のクラスからのスタートで、最初は正直、恥ずかしさもありました。でも、デルクイの仲間や先生たちと過ごしていく中で、そんな恥ずかしさや不安は自然と消えていきました。
生活面では、バイトと勉強の両立がとても大変でした。バイトが終わってすぐに勉強に取りかかり、復習をして気づけば夜中の2時を回っていることもありました。それでも、みんなと一緒に授業を受ける時間は本当に楽しくて、少しずつ自分の成長も感じられるようになりました。
最初の僕は、「デルクイは英語だけを学ぶ場所」だと思っていました。でも、それだけじゃありませんでした。
デルクイでは、人としての考え方、仲間と協力して困難を乗り越える力、そして「間違えることが自分を成長させる原動力になる」ということを学びました。それは、英語の学習においても、人生においてもとても大切なことです。
誰だって最初はうまくできません。失敗を重ねて、自分で理解しながら少しずつ乗り越えていく――その過程こそが、自分を大きく成長させてくれるのだと思います。
僕は将来、野球で生計を立てられる人間になりたいと思っています。そして、より多くの人に「留学っていいよ」と伝えられる存在になりたいです。
デルクイは、「人にできないことなんてない」と教えてくれる場所です。これから先、たくさんの壁があるかもしれません。でも、諦めずに、仲間と協力してその壁を乗り越えていってください。
Where there is a will, there is a way.(意思あるところに道は開ける)
―― その言葉を、僕は信じています。