小林 禅
Kobayashi Zen
デルクイに入る前の私は、あまり社交的ではなく、学校の授業でも先生の話をきちんと聞かずに、自分の興味があった語学の勉強だけをしているような生徒でした。授業への姿勢も、決して良いとは言えなかったと思います。
そんな私がデルクイに入ったことで、生活面・学習面ともに大きく変化しました。毎日、朝から晩までの学習が始まったときは本当にきつく感じましたが、それを続けるうちにだんだんと習慣化し、教室の仲間たちとも打ち解けていき、少しずつその環境が「楽しい」と思えるようになっていきました。
特に精神面では、最初のZoom授業の期間、自分にとって非常に集中しづらい環境にいたため、何度もくじけそうになりました。それでも「我慢して続けること」を選んだ結果、教室での対面授業に切り替わった後には、非常に良い環境で学ぶことができるようになりました。この経験を通して、私は「我慢の大切さ」を身をもって学びました。
デルクイで最も大きく学んだことは、「継続することの偉大さ」です。苦しいと感じた時期でもあきらめずに学び続けることで、環境が変わり、道が開けることを実感しました。教室に通うようになってからは、これまでの人生で経験したことのないほどの英語学習量に取り組み、その努力が実を結びました。最初は「90点なんて自分には無理かもしれない」と思っていましたが、何も考えずにただ毎日コツコツと勉強を積み重ねた結果、約10ヶ月後には目標の点数を出すことができたのです。「結果は、積み重ねの先にある」ということを、目に見える形で学びました。
私のこれからの目標は、留学を通してサッカースキルを高め、プロの道を目指すことです。さらに、語学学習が好きなので、英語だけでなく他の言語の習得にも挑戦していきたいと考えています。そして、将来はバロンドールを獲得するという大きな夢を持っており、それを軸に行動しながら、充実した4年間を送りたいと思っています。さまざまな人と出会い、自分の新しい可能性を発見できることが今から楽しみです。この留学という貴重なチャンスを逃さず、必ず結果を残していきます。
最後に、これからデルクイで学ぶ10期生のみなさんへ。
「継続は力なり。工夫しながら続けることで、必ず自分を超えられる」
ただ続けるだけではなく、自分の目標に向けて試行錯誤しながら続けていくことで、確実に自分を成長させることができます。どうかこの1年を、自分の可能性を信じて全力で取り組んでください。